One Love Michiko 吉野美知子 1st アルバム | Michiko Yoshino | ジャズボーカリスト 吉野美知子

One Love Michiko

Release. 1984.4 （注文はこちら）

　このアルバムには、私の沢山の想いが、そして参加して下さった人達のそれぞれの想いが入っています。

　まず私の中で、今までイメージしていた私の一つの世界が、かなりの満足度で表現出来たと いう喜びと、この一枚に温かい気持ちで参加して下さった皆さんへの感謝でいっぱいの想いです。このアルバムの為に全力を注いでプロデュースして下さったベーシストの中山英二さん、自分のアルバムの様にエキサイトしてとりくんでくれたミュージシャンの皆さん、ライナーノートを贈ってくれた仲田修子さん、それぞれ素晴らしい写真を撮ってくれた、カメラマン の宅間國博さん、須藤政夫さん、ジャケットを作ってくれた画家の沢登義昭さん、音造りのレコーディングエンジニア小泉雅裕さん池田秀明さん、その他協力して下さった多くの皆さんに心からありがとうの気持ちでいっぱいです。

　昨年（1983）の12月、明日からの東北コンサートツアーの歌手の代役を捜しているという早朝の電話が、中山さんと私との初めての出会いでした。12月とうのは、レギュラーの仕事の他にも何かといろんな仕事の入る忙しい時です。その上私は寝ぼけていたのですが、以前からツアーにとても憧れていて、来年は必ず実行できたらいなあ、と思っていた矢先でした。そこで私は、「30分だけ待って下さい。」と云って電話り、その間に、私の仕事の了解をとり、今度は必死で私自身の代役を捜し、中山さんにOK の返事をすることが出来ました。そして正午からのリハーサルに参加し、翌朝東北行のツアーのワゴン車に乗り込みました。

　旅の好きな私は、久しぶりに東京を離れられた事で、わくわくしていました。そして初めての東北は、見る物、食べる物、その土地の人々との心のふれあいなどそれぞれ感激でいっぱいでした。それに初対面のミュージシャンと初めての土地で歌い、緊張と感激と反省と、私にはとてもエキサイティングな毎日でした。しかし何よりもこの旅で私が興味を抱いたのは、中山さんの音楽でした。東京に帰って早速、中山さんに、「中山さんの曲を歌わせて欲しい。」という私の気持ちを話したところ、中山さんからも「吉野さんに合うと思うからぜひ歌って欲しい。」という意見の一致から私の想いは、実現したのです。そしてしばらくしてレコーディングという話になり、私の希望どうり全曲中山さんのオリジナル、プロデュースもお願いしようという事になったのです。

吉野美知子 1984年

注文方法

「One Love Michiko」はアナログ盤LPです。当Webサイトでメールフォームによるご注文を受け付けています。
氏名、発送先住所、商品名、数量を明記の上、メールフォームよりご注文下さい。

一覧に戻る