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いぶし銀のよう

9月に入って、夏の旅やライブが終わって、少しづつまたリラックスしてペースを整え始めている。昨夜、生徒がたまたまレッスンの時教えてくれ、Norma Winstone(イギリスのVocalist)を聴きに久しぶりにpit innへ。

Normはわたしにとってはテイストも音楽の向き合い方も共感する、憧憬するVocalistの一人。

何度かアメリカでのコンサートで聴いたことがあったけど、少し年をとった感じはしたけど、かえっていぶし銀のようでかっこよかった。

声も年齢を重ねた分、深みを感じた。昔からのクリエイティブな姿勢は変わっていない。

名前は忘れてしまい申し訳ないが、才能に溢れたイタリア人のpianistとドイツ人のソプラノサックス、ベースクラリネットと素晴らしいトリオ。

ベースクラリネット、きれいな音色でメロディーを奏でベースの役目も。あんなきれいなベースクラリネットの音色を聴いたのは生まれて初めて。ベースクラリネットの魅力を改めて発見。彼が素晴らしミュージシャンだったからでしょうが。

トリオで、知的で型にはまっていない自分たちの音楽を奏でていた。

刺激的な夜だった。