何気なくTVをつけたら、あの NHKのマッサンのエリーさんが、以前見たときよりずっと老けた年齢になってアップで写っていて何か真剣に夫のマッサンに訴えていました。そのまま画面にすいよせられました。
場面は戦争中、敵国人とみなされるエリーさんに危険だからイギリスに帰りなさいというのを、私はあなたの妻だから一緒に居る….というような場面でした。そこへ特高がやってきました。人の家に土足で乗り込んで、他人の家の中、大事な物を、泥棒よりもひどい、いやらしいやり方でかき回して、威張り散らし、言いがかりをつけ逮捕しようとしていました。
私はあまりのひどさに、止めて!と思わず叫びそうに。ドラマだから大げさにいやらしさが誇張されているのかもしれないけど。
特高警察のひどさ怖さは、政治犯として拷問で亡くなったなど作家や、その他いろんな事件の記録で知っていますが、このシーンは、こんなことが平気で行われていた時代があったこと自体が信じられない、本当に怖い時代だったんだなと改めて思いました。
戦争って本当に何かが狂ってしまうのですね。