長野の桜はきれいでした。1週間前に開花と聞いたので、そんなにもつのかしら?と思っていましたが、東京より寒い長野は、ナガ-く咲いているのでした。昨日は早めに家を出て、善光寺境内を案内していただき、爽やかな雲一つない青空の中、桜や散歩を楽しめました。
先週、腰を痛めてしまってついてなかったのですが、散歩にはそろそろ歩きの方が気持ちはゆったりでよかったのかもしれません。そして昨日はラッキーでした。きれいな桜もそうですが、大きく美しい浅間山の写真が取れたからです。前回、新幹線の車中から軽井沢を過ぎたあたりで、突然大きく目の前に現れた浅間山に感動してシャッターを押そうとしたらあっという間に消えてしまいました。昨日はカメラをもって待っていました。青い空にまだ雪をかぶった浅間山バッチリでした。
もうひとつラッキーな事が。善光寺をお参りしている時、御開張に遭遇したのです。(御開張とは広辞苑によると、特定の日にとばりを開いてその中の秘仏を一般の人々におがませること)。案内をしてくださったKさんと、別に信心深い訳ではないのですが、”ラッキー”と。
そして私の腰はまだイタタタタなのですが、今朝起きたらもう1つのラッキーが。”左官教室”の編集長の小林澄夫氏のエッセーが今日から朝日新聞の朝刊で始まりました。
“ワッ小林さんだ!”と、小林さんの写真いりのコラムを見つけた時は、腰の痛いのも忘れ、なつかしく、うれしく、思わずニコッと。何年か前に小林さんの事はちらっとコラムに書きました。友人の建築家伊藤寛さん(本当は私は前から伊藤君と呼びます)に紹介されて、よく勉強会や飲み会で御一緒しましたし私のライブも何度か聴いていただきました。小林さんは自然の素材である土壁を愛しその土壁のように、ゆったりと優しくひょうひょうとしていてとて魅力的な方で、隠れファンが沢山いると聞きます。最近お会いしていなかったのですが、コラムでお会い出来ました。
本日の朝日新聞の朝刊、コラムのタイトルは”小林澄夫の左官のいる風景”です。