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世界を見渡せば

緊急事態宣言が5月いっぱいまでに延長されるらしい。
ほんの少し、終了の期待もあったけど、こんな状態では延長はしかたない。
今夜正式に発表されるようなので、私の教室に通う生徒さんにもただ今休講延長のお知らせを送りました。
心から1日も早くウイルスの早い収束を願います。

仕事はできないし軟禁状態なのでスッキリしないのだけど、毎日1時間くらいは近所のwalkingがいい気分転換です。幸い気持ちの良い季節に入り、新緑や生き生きと咲いている花々が美しく、なるべくパズルのように違う道を歩き、毎日新しい発見をしながら、

一見穏やかな日々を過ごしています。

でも世界を見渡すと生きてゆくだけで大変な人たちがいます。
昨日の新聞(朝日)で途上国の危機を伝えていました。
新型コロナウイルスの大流行で世界中で4億人以上が貧困に陥っているそうです。

インドのニューデリーに出稼ぎをしていたラジュバルさんは、解雇され、町から逃げないと餓死すると思い、妻子が待っている故郷の村まで150キロの道のりを炎天下の中を歩き、
夜は路上で寝て、やっと村に辿り着いた。それなのに奥さんは喜ぶと同時にこれからどう食べべていくか顔を曇らせ、市場から帰った息子は、”お前のお父さんは、病気を撒き散らしに来たのか?”と怒鳴られ、泣いて帰ってきた、と。

ナイジェリアでは、食料品を摘んだトラックが襲撃されたり、”マラリアのような病気では、毎年何十万人の人が死んでいるのに、外出制限なんてしない、なぜコロナだけ大騒ぎするのか”と。

毎日の近所の散歩がいい気分転換です。

屋根に草が和えているお家。前から気になっていて、今日は足を止めパチリ。

正面の壁に草とあります。
昔はジブリの事務所かな?と勝手に思ったり。

太宰治が入水自殺した玉川上水。
今は入水するほどの水量ではありませんが、
また水を流すようになりました。新緑が爽やかです。