もう2月に入ってしまいました。
入ってしまいましたという言い方をしてしまうのは、いろいろやることに追われて今年も忙しくなりそう。まだまだいろいろ意欲があるのだから今年も元気な気持ちでスタートできることに感謝です。
新年の挨拶をして、2日にメキシコに飛んだので日本でお正月を過ごさず、帰って来たら、いつもの生活が始まりました。
毎年参加するジャズの教育のカンフレンスが今年はサンディエゴだったので、メキシコの友人Jeannetが、”なら近いメキシコに遊びにおいでよ!と、彼女の家にサンディエゴへ行く前に4日間滞在しました。
彼女は、カリフォルニア半島のボトムにある、メキシコのLos Cabosという空港から車で1時間ちょっとの、まだグーグルマップに載っていないBajaというところの村に自然の真っ只中に住んでいます。カナダで学校の音楽教師をしながらシンガーをしていたのですが、学校をリタイアしたのでカナダからメキシコに移りました。20世帯くらいの小さなコミュニティーです。移民歓迎で土地がすごく安く手に入って、そこに家を建てて畑をしたり、川で泳いだり、洗い物をした水は畑にまいて、ソーラーでシャワーを浴び、トイレは、オガと混ぜて発酵させて堆肥を作り、野菜の皮や廃棄の部分はコンポースとして肥料を作ります。先生だったので、近所のメキシコ人の子供達をサポートしたり、週一回はちょっと車で大きなタウンまで行って、コミュニティーのコーラスやミュージカル監督したり、ゆったり自然でエコですてきな生活です。インターネットもあるし、必要があれば飛行機でどこにでも飛んでいけるので不便はなく、昨年のハリケーンの時は村が孤立してしまい、軍のサポートが来るほど大変なこともあるけど、すごく満足して幸せそうに住んでいます。日本だったら暖かく、物価の安いフィリピンやマレーシアに住んでいる人がいますが、そんな自然版な感じかな?
そういえば、昨年、私より少し若い友人のカップルが宮古島に移住しました。二人はサーフィンが大好きで、物書きなので、どこでも仕事ができるので夢が叶って幸せそうです。安い家を借りて、自分たちでリフォームしながら野菜を育てたり、海で海藻や魚を採ったり、地元の人からの差しをいただいたり楽しそうです。
昨日は、雪山を見るのが好きな私に、富士を見にいらっしゃいませんか?と、河口湖に住んでいる友人に誘われ、富士山を見てきました!
本当美しくて感動しました。いつもジムの窓からたまにちらっと見える富士に感動している私ですが、大きな崇高な雪をかぶった、この上もなく美しい富士山に涙が出てしまいました。
三鷹から特急でたった50分の大月駅から迎えに来てくださったHさんの車に乗ったら、10分くらいで目の前に大きな富士が現れました。河口湖から、山中湖からHさんの家からの眺め。どこから見ても円錐形、でもそれぞれの表情の富士山を堪能しました。群馬で谷川岳を見て育った私は、自然に飢えています。東京が好きですから、今ここからから移住したいと思いませんが、今年は、まず近くから日本の美しいものを見に、もっと出かけていきたい。