先日、大阪の吉村知事が、大阪のライブハウスで感染が広がった時,そのライブハウスのオーナーは「お役に立つならと名前を公表してください」と言ってくれたことに感謝していると話していました。そして今日は、自粛のため休業中のお店は家賃など払うのが大変で国会で救済の法案を成立させてほしいと先ほどのニュースで真剣に話していました。
最近TVでよく見るようになった吉村知事は純粋に一生懸命で、気合いが伝わってきて、勢いのない国会議員と違って好感がもてます。寝る間もないほど頑張っているので、大阪の人たちは体を心配して”吉村寝ろ!”と言っているそうで、東京都民の私も”なるべく寝てください”と、応援したくなります。
このコロナの感染のパンデミックは世界中で多くの人の命を奪ってしまう、だから1日も早く終息してほしい、その強い思いでみんなできることで頑張っています。そして医療関係者には感謝しきれません。またその結果、休業しているあらゆるお店やフリーランスは、この先休業が続けば食べていけないという経済的な問題にも直面しています。みんな自粛のStay homeでおとなしくしてますが、本当の現状は今はよく見えません。でも身近なところでもとうとう危なくなってきたのか、最近は頻繁にもクラウドファンディングのお願いが届きます。ミュージシャンも俳優もフリーランス、ライブハウス、スポーツクラブ、映画館、劇場、いろんな教室や塾や…etc。このこのまま続いたら…お店を閉めなければならない人たちが後を絶たなくなると思います。
一年延期になったオリンピックも急激に感染が終息しない限りやれないでしょうしやっている場合ではないと思う。日本が終息したとしても他の国ではまだ終息してなくてオリンピックどころではない状態かもしれません。準備してきたアスリートや関係者の人たちにはとてもお気の毒ですが、もし来年に開催するとしたら、追加だけで数千億円かかるといいます。スポーツは大好きなのでトップアスリートの美技を見るのは楽しいけど、スポーツ観戦する余裕ができるのでしょうか?こんな時はその数千億円を今本当に大変な人に使ってほしいと思う。(あのガーゼマスクだってみんなに届けるために400億もかかるなら他に使ってほしい。みんな手作りで大丈夫、私達はハンカチでもバンダナでも使って間に合う)。
スポーツだって、有名選手だけでなくて地味に日々トレーニングをして頑張っている人たちがほとんどです。音楽家だって大きなスタジアムをいっぱいにしたり、名前を知られている有名人だけがミュージシャンではなくて、だいたい慎ましい生活をしながら、毎日練習をし、好きな音楽を演奏して聴きたい人に届けることに一真剣だ。
ライブハウスも聴衆が20-30人も入ればとてもみんなハッピーなライブハウスがほとんど。採算が上がらないけどなんとか頑張っているオーナー、ミュージシャン、聴衆が一つになって真剣に繰り広げられるライブ。派手ではないけど豊かで素晴らしい瞬間です。
TVに出るわけではないので興味がない人は知らない人がほとんどですが、またジャンルや好みで違いますが、今の文化を支えています。
昨日(4月27日)の朝日新聞の記者の後藤太輔さんの記事に共感しました。
一部をご紹介します。
来年延期されたオリンピックは中止を選択肢に入れて検討すべきだと。
「スポーツを文化にする」には何が必要か、問い直す良い機会だと言っています。
ある選手が「スタジアムが満員になる日本にしたい」と、言っていた。しかし人握りのトップ選手が応援され支えられるだけで、スポーツが文化になったとは言えない……………..。
と。
同感!
近所を歩くとツツジの花盛りです。赤、白、ピンク、オレンジといろんな色があって
魅せられましたが、端っこにひっそりと咲いてた雑草ぽい花がかわいかった。