早いなあ!
一週間前の土曜、”多摩伝統文化フェスティバル、八王子ーむかしの道の物語” というイヴェントに参加しました。八王子の市内で芸子さんの踊りや人力車のお練り、和楽器の演奏など繰り広げられました。私たちは、街の真ん中のステージでした。多くのスタッフの皆さんで作り上げるイヴェントの参加なので、自分のライブとはまた違った楽しいステージでした。雨の予想を翻し、素晴らしいお天気に恵まれ、また八王子に住んでいる昔の生徒さんなども何人か会いにきてくださっての嬉しいサプライズもありました。
ステージはダンサーや語り映像そして音楽のコラボレーションによるセンスのいい創作舞台です。参加アーティストもスタッフもみんなハートフルで、真摯な人の集まりで刺激的なプロジェクトでした。友人Gさんが物語を作曲した素晴らしい組み曲で、音楽隊はパーカッション、バイブラフォン、尺八と3人のヴォーカリストでした。
民謡歌手の藤さんがトップを歌い、男声のシバがボトム、私は真ん中でした。曲のテイストもメロディーもとても気に入ったのですが、普段と全く違う取り組みなので、Introもないところで、最初の音を見つけ突然歌わなければならなかったり、民謡とポリフォニーでハモったり、スリルが好きな私もスリルすぎてリハではまだ対応できず惑い続けました。ああ…!みたいな。
瞬発力が落ちて、年かなあ?なんて。自分に音がしっくりいくまで、身体で感じるまで前より時間がかかるようになりました。やっと当日のステージで全てがうまくいく瞬間がありました。
難しかったけど、そして自分の戸惑いによって新たな自分を知った刺激的な面白い経験でした。
“失敗は貯金だ!”と言う言葉、どこかで最近見たぞ。簡単なことばっかだったら成長はないですからね。またこの経験で貯金ができたと思ってます。
とてもおもしろかったです。参加させていただいたことに感謝です。
私たちの前のステージは、人形浄瑠璃のような八王子の車人形の公演でした。
黒衣の若者が人形を操って素敵でした。
八王子ーむかしの道の物語のヴォーカルの3人。
終わって、SHIBA,私、藤さん