歌の歌詞をしっかり把握して、歌のストーリーを思い描こう(visualise)と、そしたらもっと伝えられると、最近の生徒のレッスントピックスのひとつです。自分で経験したことなどは、その時の光景が目に浮かびます。だから話しても説得力があります。経験がなくても想像で曲のストーリーを作って、思い描こう(visualise)と。
イヤトレーニングの一つ、sight reading(視唱)やインターヴァル練習も、音を見て、音を思い描いてから(image,visualise)歌います。ちゃんとイメージが出来てから声に出します。
visualといえば、先週visual系の学校、デザインを勉強している人たちの前で話す機会がありました。何を話そうかな?と。閃いたのは、ボストンの学生時代、お金を稼がなければと、得意の書を生かしてシルクスクリーンでT-shirtsを作って、いろんなお店に卸して売った話をしようと。相手がデザインの人たちですし、私の本当の話だからリアリティーがあると思うので。
スライド用に古い写真を引っ張り出しました。久しぶりに見たら、若い若い!
今の自分より全然、当たり前だけど。
写真を見ていたらT-shirtsを作っていた時にタイムスリップしました。作り方を知るために、英文のマニュアルを読みながら、頭をひねったり、スクリーンを感光したり、刷ったり、刷り上がったT-shirtsを抱えて、コインランドリーのドライヤーに乾かしに行ったり、下手な運転で、ホールセール(卸)のところまで無地のT-shirtsを買いに行ったり、お店に届けたり、下手な運転でギアの使いすぎで、煙が出てきたり、友達に付き添ってもらってお店に置いてもらいに営業に行ったり、光景も人々の顔も目に浮かびます。いろんなシーンが蘇ってきます。
今では出来ない、貴重な経験。
サバイバルのための青春の?楽しい思い出です。
音楽のは下にBerklee college of musicと入れて、
学校の売店でも売ってくれました。
書の捨てる紙で服を作って遊んだり。