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手探りしながら

緊急事態宣言でみんな自粛で家に籠るようになって2週間過ぎているのに、まだ先が見えないね。ウイルスのことがよくわからないのだからみんな手探りだ。

いつものようには体も使わないし、人と話さない毎日なのでふわっとした感じです。
それに時間の感覚も不思議です、いつもの仕事のTeachingや心身の健康のためにやっているジムやダンスレッスンのルーティーンのスケデュールがないのに、あっという間に朝から夜になります。一日一日があっという間に感じます。

練習や読書や理論書など読み解くなどのチャンスだと思ったのですが、一度パソコンに向かうと時間が何時間も過ぎてしまいます。
一度は諦めかけたPANDAID(デザイナー太刀川さんが立ち上げたコロナウイルスの感染から命を守るために世界中で考えられた知恵をまとめるサイト)の翻訳のボランティア。
翻訳は最終的にネイティブがチェックしてくれるし、翻訳ソフトも使え調べられるのでそれ自体はむづかしくはないし、コロナ感染に関する投稿を読むのは面白いし、それを翻訳するのも面白く勉強になるのですが、それ以前にボランティア同士がやり取りする仕事のマネージメントのソフトや、翻訳もアップするためのソフトがまず使えないとならない。
最初は私はオフィスワークなどしないし、畑違いでやはり無理と思ったのですが、またもう一度気を取り直して、面識のない同じボランティアの仲間によくわからないアプリで連絡をとりながら、やりとりの仕方を教えてもらい、手探りでまだやってます。少しわかると嬉しくなったり、ドツボにハマったりの今日この頃です。

前のコラムにも書きましたが、コロナ感染の影響で社会の働き方もテレワークなどに変わってきたのだから、私もその洗礼の時のなのだと思います。”わからない!”とお手上げしないで、せっかくお役に立ちたいと手をあげたボランティアなのだからもう少し頑張ってみようと。

そういえば、コンピューターを使い始めたときは、とても大変だった。初めての昔のTVのような箱型の大きなMacはすぐフリーズするし、ソフトもインストールして使えるようになるまでもコンフリクトしたり大変だった。マニュアルや雑誌を読んだり手探りでなんとか乗り越えてきたけど。
今,みんなが使っている音楽の伴奏アプリもI.real proが出る前は一曲づつコードを打ち込んでいました。最初はよくわからず一曲入れるのに一晩かかったこともありました。今はマニュアルなんて使わなくても使えるようにすごく進化した。
そうだった、コンピューターも最初は、わからないことだらけで、いろんな事できるようになるには時間がかかったのだ。立ち止まって立ち止まって、それでも訳がわからず、手探りしながらやってきた。

ボストンに留学した時も最初は授業もよく聞き取れないところだらけで、キョトンとしていたけど、だんだん慣れて気にならなく過ごせるようになった。
そうだ私はマイノリティーに慣れているのだ。
だからできなくてもめげずぶつかっていけばいいのだ。手探りしながらやってゆけば状況は開けると信じてね。
みんないろんなことに、突然のコロナ感染で、自分ができることを手探りで頑張っている今なのだ。

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