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環境そして環境

先月のTVのニュースで日本人がコンサ-トやお芝居など、いわゆる文化的な催しのために出掛ける統計指数を発表していました。それによると60数%の人が NOというような結果だったと記憶しています。(私の記憶が正しければですが)数字は正しく覚えてないけど、ええそんな!と、驚いたのを覚えています。私は催し物の多い東京に住んでいるので、忙しいといっても行きたいコンサ-トやライブ、ダンスやお芝居そして展覧会になるべく暇を作って、行けるのを幸いに思っています。
(群馬の高校生だった時、内緒でたまに学校をさぼって新聞で見つけ展覧会を見に東京のギャラリーに行ったりした覚えもあります。)

ところで私が現在ホ-ムグランドにしている六本木ピットインが7月26日で止めてしまうそうです。再開発のためビルが壊されてしまうと言う事でそれなら仕方ない止めよう…..と言う事らしいのですが。
残念!ショックです。私は六本木ピットインで2年ちょっと前から、気持ちよく思いきり好きなライブをやらせていただき、これからも歌えなくなるまで出演させていただきたいなあ!なんて思っていました。
六本木ピットインだけでなく他のライブハウスや美術館も閉鎖がつづいて残念です。

そこで思うのですが、今はビデオ、テレビ、携帯、コンピューターなど家で十分いろんなエンタ-テイメントも楽しめます。
が、みなさん生を楽しみにもっと出掛けましょうよ!
じゃないと、マスコミで有名になったような人だけの均一な人しか出会わなくなってしまいます。
ライブは、ライブハウスで演奏者、スタッフそしていらして下さった聴衆全体でつくり出す生きた作品です。生きたエネルギー、感情があります。また美術館では、出会った作品から受けた感動はなんとも言えません。
感情は人の痛みを感じたり、喜んだり、思いきり笑ったり怒ったり、豊かじゃないと表せなくなってしまいます。

毎日、戦争や子どもの虐待や殺人のニュースで心が殺伐とした世の中です。
よく生きる為にはきれいな水や空気や空が必要なように、心によい環境が必要です。それが忘れられそうです。