電車の中で新聞を広げている人が随分少なくなって、スマホを覗いている人が大部分。私は電車で新聞や本を読むの大好き、紙が好き、座れて読めたら、ちょっとした至福の時です。
夕方、渋谷に向かうで電車で、座れなかったけど新聞(朝日)の夕刊を広げていた。大竹しのぶさんのコラム”まあいいか”で、かつての夫だった”さんまさんが、しのぶさんの全夫との小さい息子ニッカくんが風邪で熱が出で苦しんでいた時、朝までニッカくんの胸に手を当てて祈って治したとのエピソードを。そして最近、風邪と格闘していたしのぶさんは、お医者さんのお薬の力を借り、大阪のコンサートの時、前日には20年ぶりにお世話になった病院の先生を訪れ、精神的な意味を含めて最善のケアをしていただいた、との事。
病院の先生は”声は祈りですからね”とおっしゃって、”子供の笑い声、嘆き、怒り、デモ隊の叫び、民謡の祭りの声、全て祈りにつながっているから、私もそんな祈りにつながるような歌を歌わなければと強く思った”と、いい話だなあ。
さんまさんってすごく優しい人なんだな。
そして ”歌は祈りね!” 私の歌は、音楽なので、直接祈りにつながるような歌ではないけど、そんな気持ちで大事にしたい。この言葉忘れません。