まえのコラムで書き残しました…..
先日、母の主治医に病状を伺ったとき、母の心臓はかなりボロくなっているけど(こんな言い方はしないけど..心臓移植すればいいけど、体力的に持たないので…とか)脳の方はしっかりして65歳くらいとのこと、私は、ボケてないとほっとしました。
母は今年の春自立はむりになり、自宅からケアハウスに移ったばかりの時、環境が変わってうつになり、食事がとれなくなりどんどん身体が弱りました。そして 見えないものが見えたりした時期がありましたが、現在は私からは見ると正常で90歳には見えないほどしっかりしています。
しかし、先日のケアマネージャーの報告書に認知症が有るというので、どういうところかとお聞きました。忘れっぽくなったのは知っていますが、いつも一緒にいる訳じゃない私は、他にどんなところが変なんだろうと…。
それは、お酒を注文したというのです。酒屋さんから確認の電話があったので、キャンセルしておきました、という事でした。それには理由があったので”あ あ!”と私は思いました。10月の私の郷里でのコンサートの時、母は私の共演のミュージシャンへのお土産に地酒をあげたいからと、注文しようと電話をしたけど、忙しいから配達出来ないと断られ他の酒屋に頼んだというのです。母のバンドのみんなへの心使いを、認知症で酒屋に電話してしまった、と、ケアマネー ジャーは思ったみたいでした。
“酒屋に電話” 働いている人には理解されなかったみたい。
そう、私も母の子、そんな事言ったら世間と違うとこはいっぱい。私も認知症?ですよね。