数日前(10月20日)の朝日新聞にダンサーとしての健康管理の難しさが取り上げられていた。激しい動きを伴うバレーにはケガがつきもので少ない予算そして専門医は不足しているという。本当、ダンサーは大変だと思う。
その記事の一部にKカンパニーを率いるダンサー熊谷哲也さんへのインタヴューがあった。5か月前に公演中に靭帯断裂。現在リハビリ中とのこと。”復帰すれ ば高いジャンプや鋭い回転が期待されるだろう”、というコメントに”高さを競っている訳ではない、バレーは勝ち負けではない。目標はまた舞台で楽しく踊れる事、空気と一体になって、音楽に乗り、役に入り込む感覚をとりもどすこと”って。Yes、納得。
“空気と一体になって”って感覚、”わかるなあ!”歌う人は、声が身体なんだよね。私達は声で踊っているんだよね。喉に力が入ったりすると、空気と一体に なれない。そうシンガーは声が身体、声のダンスだよね。だからダンサーの身体作りの様に、声は大切だよね。自由に踊れる様に。