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  継続していなければ

今年も残すところあと10日余りとなりました!早いなあ!
”光陰矢のごとし”って英語でTime FLYというけどヒューッと矢が飛ぶ音が聞こえそうです。
毎日があっという間に過ぎていき、まだ年末の実感が湧いてきません。今年は、4年ぶりに海外でのVocal Improvisationの勉強会に参加し、慌ただしくも充実した一年でした。

バークリー音大を卒業してから、毎年数回は海外の勉強会に参加していましたが、コロナ禍の影響でしばらく渡航ができず、久しぶりの海外でした。円安と海外との物価の差にショックを受けましたが、久々に仲間たちと学び合い、交流を深め、音楽を作る時間は本当に楽しく、大きな刺激を受け、生徒の皆さんに伝えていきたいと思いを新たにしました。

しかし、4年間英語を話していなかったこともあり、耳はすぐに慣れてきたものの、会話力の衰えを痛感しました。必要なコミュニケーションに支障はありませんが、みんなで賑やかに会話する場面では、言葉がすぐに出てこなくて。慣れた頃にはもう帰国の時でした。何事も継続していなければ、力を維持するのは難しいと実感しました。―それは音楽も、身体も、そして頭も同じだと改めて感じました。だから手術の後などもすぐリハビリするのですね。リハビリすれば前の機能がだんだん戻ってくるように。なんでも、やめてしまったら今までできたこともできなくなってしまいます。老化はやってきますが、チャレンジは続けないとできなくなってしまいます。
でも全てはできないので捨てることも大事だと思いますが。

旅の影響もあり今年は私のリーダーバンド “Mystery Four” のライブ活動があまりできませんでした。来年こそはライブの回数を少しでも増やして、音楽を届けられるようにしたいと思っています。

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これからはアルバムです

今月の8日一泊二日で滋賀県の長浜市に
昨年のリサイタルにゲストで参加してくださった
tapダンサーの群青(先生)さんの地元の滋賀県へ
東京に在住していた時の彼の生徒の仲間達と。

まずは長浜市、木之本町にある群青さんのTAP DANCE SUDIO
Boundの発表会楽しみました。

総勢90人の素晴らしいshow.いつも発表会は主催する側ですが
観客になって楽しかった!

生徒さんは3歳から92歳まで。
3歳のチビちゃんの後ろが群青さん、右の白いシャツがワイフの芽ちゃんと
二人でこのタップスタジオを主宰して木之本町の街を元気にしています。

芽ちゃんは絵描きでもあるのでスタジオに彼女の履き潰した
タップシューズの絵が。tapを教えながらも自分の絵の個展をやったり。
群青さんも芽ちゃんも、東京を離れる時は私たちは寂しかったけど
木之本町のみんなに愛され愛して、素敵な毎日を送っているよう。嬉しかった!

夕暮れ時の琵琶湖。幻想的で素敵でした。
群青さんが、showの翌日でお疲れなのに、車で案内してくださり
帰りは米原まで送ってくださいました。

長浜別院大通寺。
初めての長浜は秀吉が作った町と聞き、たくさん見所があるのでびっくりしました。

古い町並みもいいです。

群青さんの住んでいる木之本町の駅の前にある全国的にもかなり古い江北図書館。
”タイムスリップしたような空間だからぜ”ひと。
レトロでいい感じ ”はい昭和に戻りました”

懐かしい!このブルーの本には見覚えがある。
私の父の本棚にあった徳冨蘆花の本が。
そして東京に来たばかりの頃、父と母が私に会いに上京してきた時、
父が行ってみたいという芦花公園に一緒に行ったことを思い出しました。