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「Quiet Person」


気づけばあっという間に4月が終わろうとしています。
今年の東京の桜は、寒さのせいか中旬を過ぎても花が残って4月生まれの私には嬉しい春になりました。
今月は誕生日に加え、ライブ、そして外国から友人たちが来日するなど、にぎやかな4月でした。

Zimagineライブは、ドラムスの吉岡さんを除き3人が4月生まれの牡羊座なのでバースデーライブとしました。おかげさまでいいライブになりました。お越しいただきました皆様ありがとうございました。

2セットめに、昨年、参加したImproプロジェクトで自分のルーツをを調べて曲を作るというのがあり、NHK.TVのファミリーヒストリーの様にいろいろ調べたかったのですが、ひい爺さんくらいしか判るらず深く調べるのは諦めて、父のことを書きました。
これは父へのオマージュとして書いた「Quiet Person」です。このライブではじめて演奏しました。
歌詞なしの曲は時々やりますが、自作の歌詞付きの曲を歌うのは久しぶりで、聴いてくださった皆さんからは「父や母を思い出しました」「思わず泣いてしまいました」と、普段のライブとは少し違った感想をたくさんいただきました。改めて、歌詞(言葉)の力、そして自身の体験をもとにした素直な表現の大切さを実感することができました。
なぜ父へのオマージュ?というと、昨年、転んで右手を痛め、約一ヶ月間利き手が自由に使えないという経験をしました。
親指だけの固定にも関わらず、ピアノはもちろん、着替えや入浴といった日常のすべて大変、聞き手ファ使えないとどんなにかたいへんという。でも利き手なしでどうサバイブするか滅多にない機会だからこの経験を楽しもうなんて開き直ってましたが。
そのとき、ふと父のこと思い出しました。それは再会できた様な幸せな時間でした。
父は私が2~3歳の頃、脳溢血で倒れ、亡くなるまでの約20年間、右半身に障害を抱えていました。手だけでなく体の半分が不自由な中、どれほど大変だったか。働き盛りに、思うように動けない、自由に動けない、表現できない無念さはどれほどだったか。
ようやく今になって、父とのいい思い出だけでなく、父の苦労や想いに思いを馳せることができました。

「Quiet Person」の歌詞には、そんな父の日常の風景──図書館に通う姿、家の籐椅子に座って本を読んだり俳句を考えたりする穏やかな時間──を切り取って描きました。
英語の歌詞ですが、シンプルなメロディとたぶんわかりやすい表現なので、聴いてくださった方々にも自然と情景が浮かんだのではないかと思います。また次回のライブに歌えればと思います。
以下がその歌詞で載せますね。


「Quiet Person」              

It’s a quiet day and the wind is blowing 
Gently through the trees
You are sitting in an old rattan chair  a book resting on your lap

Sometimes you take a break and sip your green tea
Sometimes you close your eyes and  listen to the sound of the trees

You are walking slowly along the path 
A cane in your left hand
You are always wearing a nice suit and
A book in your pocket

Sometimes you stop walking  and wipe the swet from your brow
Sometimes you  pause take a breath  and then take a breath again

I want to ask you
I want to ask you
I want to ask you now 

What are you thinking

Hummmm

I miss you

ーーーーここからはアルバムです。

韓国からSu-kyoungが来日。私のimproクラスにも遊びにきてくれクラスの皆さんと一緒に歌いました。
出会ってもう30年以上経ちます。シアトルのJAZZ CAMPで出会って以来の仲良しの友達です。
20歳年下、出会った時は彼女は音大生でした。今はソングライターや寺院での音楽祭の監督などいろいろ活躍しています。

2年前には韓国のお寺に泊まって一緒に山に登りました。

麻布台ヒルズのギャラリーへ
予想していた絵と違って残念!

初めての麻布台ヒルズは、多くの観光客が訪れていたけれど
どこも同じ様な商業ビルディングで
私は全然魅力を感じない

スイス人の友人のNogaが息子さんのAshetと
京都、奈良のお寺で催される日本人のダンサーと書家との
コンサートのために来日
彼女の希望で渋谷で待ち合わせ、居酒屋へ
料理は悪くないけど、人がいっぱい
会話するには煩さ過ぎ
彼女はそれも居酒屋の雰囲気ということで楽しんだよう。