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日本賞

群馬の母のところに行った時は早く起こされるので軽くアルコールを飲みながらTVでも見ながら寝入る様にしている。その夜(日曜日)たまたま見たNHKの”日本賞”発表の番組は、酔いが手伝ってかすごく感激した。

“日本賞”とは、NHKの説明では、”1965年にNHKが設立した教育番組国際コンクールで、世界の教育番組の向上をはかるとともに国際的な理解と協力 の増進に役立つことを目的としています。特色あるコンクールとして広く知られており、世界各国から多くの作品や企画がエントリーされます。”ということで、規模や豪華さは違うけどアカデミー賞の発表の様に賞の発表は、関係者が円卓に集って発表を待っていたり、ノミネートされた作品の一部が上映されたり、 見事受賞に輝いた作品の代表が壇上に上がってコメントするとこは映画やミュージカルのそれと同じなのだが、壇上に上がる人は、エンターテイメントのハリ ウッドやブロードウェイとは大きく違い、自然で知的な美しさに溢れた人々、作品、そして受賞者のコメントなどとても素敵だった。ハリウッドが嫌いなわけで はないし、あれはあれで楽しいのだけど、とてもSympathyを感じた。http://www.nhk.or.jp/jp-prize/2007 /frame_photogallery.html

主宰者のNHK側の力みかもしれないけど、いいかんじだった一生懸命司会を務めた男性アナウンサーと女優の木村佳乃も、自然体な作品の出品者達に比べると 妙に硬く感じ、また発表の合間に演奏される音楽が、佐藤しのぶさんの声楽そして室内楽で演奏された”上を向いて歩こう”だけど、みんな素晴らしい演奏家だ けど、クラッシックじゃないとダメ?と、こういう気取らない人たちの中ではかしこまりすぎな感じ。もっといいチョイスがあると感じたけど。別にジャズじゃ なくちゃ!とか、日本太鼓とか日本的とは思わないけど、重すぎる感じがしてNHKいいことやるんじゃんと思ったけど、ここで残念。もう少し自然ていうかカ ジュアルさが加わった感じの方がおしゃれと思ったけど。誰かこの番組見てなかったですか?
じゃあ、もし私がこの演出家だったら、どうするかなあ….