ちょっと古い話なんだけど。
と言ってもこの間の話。気になっていたので遅ればせながら発言します。
中曽根元首相は結局政界を引退する事になったらしいけど、本人はまだ燃えていた。
小学生の頃だったか中学生だったかはっきり覚えてないけど、社会科の授業で年齢と職業というのを勉強した時、政治家は歳をとっても働けて、若い人より経験を重ねた年齢の上の人の方が多い、と言うような事を知った覚えがある。
私は中曽根さんのファンではないし、むしろ同じ群馬出身でも好きではなかった。
でも今回の自民党の対応は、やっぱり自民党か!と言う感じで、中曽根さんの肩を持ちたい。
中曽根さんが高年齢で、もし職務上マイナス面があるなら仕方がないが、ただ年齢で差別するのはおかしい。
聖路加病院の日野原先生も90歳くらいの年齢と認識していますが、まだバリバリ働いたりチャレンジして他の人を勇気づけたり世の中のためにとても貢献しています。
年齢では決められないのです。
サラリ-マンのように定年なんて決めなくても政治家は有権者が決めます。
引退して今度は大学の先生をやりたいと政界を去った塩爺こと塩川さんも80歳を過ぎていたと思います。彼が若かったらあの味は出なかったでしょうし、もちろん塩爺なんて素晴らしいニックネームはつかなかってでしょう。
石原慎太郎は、彼の発言には問題はありますが、70歳を過ぎてもやる気満々で働いています。
まあ、私の言いたかった事は、人の能力にはいっぱい可能性があって、ステレオタイプに高齢だからだめとか、女性だから、男性だからとか…….だからと、決めつけられると、可能性も夢もない窮屈で平均的でダイナミックスのない、つまらない世の中になってしまうと恐れるのです。