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”多事奏論”が心に

寒さを感じる季節になりましたね。あっという間に来月は年の瀬。
いっぱい書きたいことがあったのですが、一週間くらい前の朝日新聞の記者、近藤康太郎氏のコラム”多事奏論”が元気の良い記事で面白かったのでそこに引っかかったので少しづつ。

 ”源氏物語 漁師が読むと  殺生する身 生に命かける”

近藤氏は”百姓、猟師、執筆が忙しくTVを一コマもみる暇がないけど。そんな中でも紫式部の原文の源氏物語を間も無く読み終わるとのこと。
読解力不足で面白さはまだわからないと。それに主人公の光源氏が嫌な野郎、食えない男で、と恋愛ばかりして大した仕事もしてないのに恨み節、泣き言ばかりの笑ちゃう小物ぶりと。そして人間なんて(男なんて)そんなものかもしれない。権力欲、支配欲が男のアクセル。嫉妬と怨恨が男のガソリン。”と。

へえ光源氏ってカッコ悪かったの?
総じて原文は男の登場人物に魅力的な人がいないと。(明石入道を除いて)
”(男なんて)そんなものかもしれない。権力欲、支配欲が男のアクセル。嫉妬と怨恨が男のガソリン。”
というところで私は、そうなんですか!総じて男ってそういうものなんですか!と納得。
日頃の疑問が少し解けたような?だから出世と権力とか、いろんな国を支配下に置くとか、総じてこれが男のネーチャーなのですか!と。少し疑問が解けたような。
古い男尊女卑とか男系が天皇になるとかは(これは今だ)ジェンダー平等の今とは程遠い現状だけど、男性は本質的にそういうふうに生まれているのですか?私のミステリーの一つでした。人にもよりますが総じてなんだ。兄が3人いるので違いはわかるけど、人にもよるけど、近藤氏が、さらっという、男なんてと。それがネイチャーなんだ。まあそういうネーチャーがあっても、時代は変わってきて美意識も変わりお互いリスペクトするという知性が進化していると思いたいけど。
じゃ(女なんて)ともいうわけですか?まあ近藤氏だったらどういうふうにいうのだろう。

近藤氏のコラムの続きは、評価している明石入道のこと。また次回に書きます。

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ここからはアルバム

今年は一月から私のvocal improvisationの師匠であるRhiannonの
一年を通してimproを深め学ぶ研究コースATWIに参加してました。
3ヶ所で世界中から集まった仲間と合流しての深いコースでした。
2014年にもATWIにも参加したので二度目の卒業証書。
みんなにますますvocal improvisationの楽しさ魅力を伝えたいと
おもっています。

最後の集合地、10月初め滞在したモントリオールは落ち着いた、
素敵な街でした。建物の壁に絵が

ニューヨークの秋でなくてモントリオールの秋です

建物の壁に絵を書いたように紅葉していました

街の至る所に絵が

モントリオールの帰り5−6年ぶりにN.Yに寄りました。
せっかくだからジャズクラブに。

久しぶりのNYは軒並み新しいビルディング建ってました
鉛筆のように細い!地震がないからね!

30年くらいのApple userですが、へえ?銀行もあるんだ?!と思わずパチリ
お金のついでに、円安の上、日本は経済力が落ちてアメリカもカナダも
私には(日本人)物価が高過ぎ頭にきて買う気になりません。
お水が600円くらいしした。
今までどこに行っても出会うのが日本人でしたが全然見かけない。

大好きなMOMA. 一日いても飽きません。