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Lush Life

WBCは大いに楽しませてもらった。不振のイチローも彼がコメントしたように、最後笑顔で終れて本当に良かったです。やきもきさせて,かえってドラマティックでした。さすがイチローでした。
ずいぶんTVに釘付けでした。レッスンでも、生徒とあいさつがわりにWBCの事から始まったり、決勝の時は、私も生徒も見たいの我慢して”勝利を祈って、レッスン頑張ろうね!”なんて。でも気持ちは、ハラハラでした。

生徒のTさんが次の曲はBilly StrayhornのLush Lifeを歌いたいと。彼女は、この曲が気に入ったみたいで。私も好きな曲だけど、でも清純そうな彼女に似つかない歌詞なので、”ちょっと貴方と正反対の 人生の歌だよ!”みたいな冗談を言って、しっかり意味を調べて来てねと。
次のレッスンで、”意味が良く解からないのでネットで見たんですけど”と言って、プリントアウトした訳を見せてくれた。それを見て、私は思わず”ええ?”と。
原曲の最初の歌詞は
“I used to visit all the very gay places、Those come-what-may places”
となっているんだけど、そのプリントは
“以前よく私は娼婦のいる飲み屋なんかに行ったものだ…”って。
“gay places”を、私は、”娼婦のいる飲み屋?”想像はいくらでも出来るからだけど、と思った。娼婦もいたかもしれないけど……。
そう歌詞はいろいろ意訳が出来るから文字にするとインパクトが。娼婦もいたかもしれない、いないかもしれない、ぽん引きも、寂しい男女も、幸せな男女も…..。

私は、この曲のクラブのバーのイメージは私なりにあるけど。いろんなアメリカの舞台の映画やミュージカルで見たり、本で読んで想像したのやらで私なりのピクチャーが出来ているんですけど。

でも若いとそんな経験もたくさんないと、この曲はイメージをつかむのはむずかしいですね。スケートの真央ちゃんが、”仮面舞踏会”での振り付けで、タラソワコーチは、曲のイメージをつかむ為に古い”仮面舞踏会”の映画を見せたそうです。
TさんのLush Lifeは、これからどんな曲に出来上がっていくだろう?
’40-50’年代の映画や、最近のコットンクラブとか…..。その時代の映画が参考になると思うけど。
今は、情報を得る方法がいろいろあるので。