私の主宰しているワークショップの17回目のライブ”SPICE OF LIFE”が12月1日に終わりました。私は、プロデュース、監督そしてコーラスとソロを2曲歌いました。
みんな素晴らしい仲間、回を重ねるごとに力をつけて、たのもしいかぎりです。
終わると、”ほっと”した気持ちの後、向き合っていた出演者の緊張、情念が、私の中に一週間くらい同居します。いつもですが、しばらく呆然としてかなりの脱力感です。自分が歌うライブの後の脱力感と違い、監督をする事は、一人ひとりの緊張、歌うことの思いが私に乗り移り、頭の中をぐるぐる駆巡ているんじゃないか、というような感じです。眠っていても、みんなが頭の中で歌ったり、みんなの顔が出て来て、興奮状態が3ー4日は続きます。
という事は、そのくらいみんな一生懸命で真剣なんだと思います。ひとり2曲、2ー6ヶ月かけて準備をして、その2曲に込めた自分の思いを、練習の結果(作品)をステージで表現する。N.H.Kの紅白の出演者だって、たった一曲にかける思いはすごいですから。
ステ-ジ上では、一人一人が、自分を引き受けなければならないので、いろんな意味でとても素晴らしい勉強になります。私にとっても、みんな一人一人が輝くように、そして全体がステキなライブになるように、大きな責任があり、毎回、毎回勉強です。