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「やっぱり馴染んで、うれしくて!」

オリンピック観戦が終わってしまったらTVもおもしろくない。
もう十分見たからいいのだけどなんかまだ興奮がたりなーーいでした。
しかしあったのです隠しカードが。ガーシュインのオペラ”ポギーとベス”の。
前回は高額で諦めたのですが、今回はぜったい行きたくて発売まもなくチケットを購入していたのです。

素晴らしかった!
今迄みたオペラの中では最高に楽しめました。サマータイムやその他の曲やサウンドトラックレコードでは聴いた事はあっても、全体のストーリーやヴィジュアルとは想像でしか結びつかなかった。
それが私の絵を完全な物にしてくれました。オ-ケストラも歌も演技もセットも初めて見る私には自然でうれしく完璧でした。
それに私はベルディーやモ-ツアルトなどのいわゆるヨ-ロッパ人のクラシックのオペラは興味程度にごくたまに行きますが、ほとんど詳しくないし、やはり私はよそものの感じでこんなふうには楽しめません。
けど、オペラ”ポギーとベス”はアメリカの作品。出演者が全員がアフロアメリカンそしてストーリーも彼らの物語り。
長年ジャズの世界にいて聴いたり歌ったり、ジャズの歴史や彼らの歴史や音楽などに接している身としては、聴き慣れたガ-シュイン音楽やスピリチュアルやソロや合唱の素晴らしさはもちろんだけどステ-ジ上のアフロアメリカンの彼らの存在感そして匂いは本物でやっぱり私に馴染んで、うれしくてうれしく!でした。

興味がありましたら、しばらくお茶ずけでチケット代が捻出可能でしたらお薦めです!
(お茶ずけは私だけですか?失礼しました!)