Site Overlay

レビー小体

“チヨさんが美知子さんが監禁されてるんじゃないかってすごく心配しているので来てもらえます?!と早朝の電話で起こされる。チヨさんとは,私の母。母のお世話になっている老人ホームに宿泊していた今朝のこと。

母はここのところ大分元気が回復して私は喜んでいたのですが、以前よく現れた幻覚がまたときどき起るようだ。男性の介護スタッフの一人を悪い人と思い込んで、変な夢を見るのか、起きても怖がって,興奮、焦燥してスタッフに訴えるそうだ。二人でグルになって池に落とそうとするとか、殺されそうなったとか、小説にでもなりそうなストーリーをおびえながら話す。私と,スタッフとでなだめ、一時間ほどしてやっと落ち着いた。本人は現実だと思っているので、なだめる私もかなり疲れ果てながら、携帯のサイトでかつて私が勝手に疑った認知症障害の一種である”レビー小体病”をチェック。私はこれだと思うけど。

来週母の受診の時にいろいろ先生に聞いてみようと思う。

しばらくして,事務所に戻るとさっきのスタッフは、また母をなだめたように、ちがうおばあちゃんに何か説得している。私は思わず”大変ね!”と他のスタッフに言うと、”仕事、仕事”と。

これが毎日のことで、ここでは毎日毎晩何か起きているので、いちいちびっくりはしていられないということ。