昨日は歌舞伎座へ。
特に歌舞伎ファンでもないのですが、クレジットカードの請求書の案内に入っていた広告に目が止まって、”中村勘三郎7回追悼”の文字と玉三郎などの興味のある役者の写真が目に入りました。
久しぶりに行ってみようかな?と。母が東京に来た時は、お芝居などの和物が好きなので一緒にたまに出かけました。最近の私は、後回しにしていたことも、今やれることは、迷わずなるべくやっていこうと少し変わっています。人生永遠に続くわけではないので。
地下鉄の銀座駅から地上に出ようとソニービルあたりに行くと、モダンなギャラリーみたいなスペースに素敵にフレームが飾ってあって、吸い込まれて近寄るとフレーム作品は店舗などの表示や記号など。打ちっ放しのコンクリートスペースに。”へえ!いいなあ。”と。
一階に出るとGinza sony parkの文字。スタッフに聞くと2022年までsonyはこの感じで行くと。
周りのビルは対照的にダイナミックなすごく派手な外見に変わっている。爆買いの外国人が多いとニュースで知ったけど、それに答えるように以前よりも目立ちます。
久しぶりの歌舞伎座は、入口も一見改装前と変わらない。館内の雰囲気も変わらないけど、エスカレーターが設置されたり、見えないところで近代的に改善されているよう。
演目の1つは吉野山。舞台は美しい桜の風景で玉三郎が静御前でした。一昨年、私の苗字が吉野だから奈良の吉野山の桜くらい人生に一回見ておこうと、自分の誕生日祝いにとツアーに申し込んで行ったけど、桜はまだ咲いておらず、がっかりしたことを思い出し、あの時のお返しの”プレゼントか”と気を良くしました。
しっかり楽しもうと、オペラグラスも持参、解説用のパンフレット購入、イヤホーンレンタルもして4時間を十二分に楽しみました。
素晴らしい芸と沢山の役者、美しい衣装と舞台となんと贅沢な、さすが伝統ある世界に誇るアートだと感動しました。
観客の男女の着物姿もいいし、2階のギャラリーでは速水御舟や神村松園などの日本画の名品が楽しめ、幕間のお弁当こそいただかなかったけど楽しい歌舞伎座でした。
バレーやコンサートの会場との大きな違いは、和の雰囲気と観客は客席でお弁当など食べながら観劇できることでしょうか、2階席だったので、見渡すと、お弁当を広げながら食べる姿に、”歌舞伎は庶民の楽しみから始まったのだ!”と納得。
一年に一回くらい行ってみたいと思った。
sonyの地下。一見アートかな?と。フレームの中はお店や案内が。
これも作品。デザインの力!
4丁目のsonyの一階はこんなPark.
4時間、満喫しました。