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外れ者

3/22のコラム”自慢”で”外れ者の私”と言う表現をしたところ”外れ者って、どういう意味ですか?”という質問を受けました。
これは”イミシン”で、使った私には理由がありました。

私は子供のいる普通の家庭を営んでいる方からみたら”外れ者”なのですが、思いきり好きに生きているので外れているからと自分で残念に思ったことはありません。

が、10年ちょっと前、私が離婚をする事になり、兄の一人の家に挨拶に行った時、純粋な日本男児の甥のR君から、”美知子ちゃん離婚はよくないよ!”と、とても残念がられました。
まだ二十歳前の彼にとっては、ショックで、残念なのと、離婚は少し恥ずかしいという感じ方があったようで私は”若いのに古いなあ”と思ったのですが”R君にとてもショックを与えてしまった”という思いがずっとありました。
そんな心の傷がある私に、1人の甥は(5人も甥がいます、全員可愛いですが)”僕の自慢のおばちゃん….”と、私をガールフレンドに紹介してくれたので、心の中では自慢”しちゃういます。

私自身は”人に迷惑をかけなければ、一度の人生思いっきり生きなくっちゃ!”と言う生き方なので、”外れは当たり前”なのですが、R君にショックを与えてしまったという思いが時々顔を出して”外れ者”なんていう表現をしてしまったのです。

そんな訳で、”家族にとっては外れ者の私”が正解でした。

R君ですか?一本気で古風なところがあってユーモアがあって真面目ですよ。彼はそんな事とっくに忘れていると思います。今は小学生の男の子一人の父親です。