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大森明さん&フレディ.コールのコンサートのはしご

昨日は、西国分寺駅前のいずみホールでの大森明さんのCD発売記念コンサートを聴きに行きました。大森さんは、いつも素晴らしい技術と誠実な美しい音色。自然な大森さんらしく素敵なコンサートでした。
大森さんには、私のリサイタルやライブに何度か、ボストンからお招きしたGreg.Hopkinsと共に出演していただきました。大森さんに”おめでとうございます!”のあいさつをした後、予約をしていた渋谷のBZ BratへFreddy Coleのクアルテットの十時のショーを聴きに行きました。

またまた、いいライブで来てよかった!と思いました。
フレディーと来日したベーシストのZackery Prideから、前回マーク.マーフィーと来日したとき、ベ-スのどこかの部分が壊れて”修理するところを教えて!”とS.O.Sの電話がかかって来ました。私はすぐ、何度か共演した事のあるベーシストの佐藤恭彦さんに電話をして、代々木の工房を教えていただき、ザックのベースは元に戻りました。

そんな縁で、ザックから”…貴方のおかげでベースが直って日本でのツアーが無事終わりました。12月にフレディ.ーコールと来日します。彼の声は大好きです。ぜひフレディーの声をきいて欲しい”というメールが届いたので、ヴォーカリストの友人と予約をして、初めて渋谷のBZ Bratというライブハウスへ。

フレディーは、ナットキングコールの末の弟さんです。お兄さんのナットと同じ、ピアニストでシンガーです。年はもう70歳を過ぎているか?と思いますが、才能はもちろん、長いキャリアでつちかわれた音楽は”これぞスウィング”という気持ちよさでした。
メンバーみんな、祈りのように、でもたんたんと、そして一音一音噛みしめるように、楽しんでプレイ、素晴らしかった!
声はお兄さんのナットより渋くて(これは年令のせいもあるかも)ブルージーでちょっと骨太の感じで、でもシンプルで素朴で….またまた幸せ体験。ほんと音楽はいいなあ!でした。