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大竹さんかっこいいです!

たまたまTVをつけた”我が心の旅”というBSの番組で画家大竹伸朗の思いでの地ロンドンをたずねていた。25年前に滞在して触発を受けた地をたずね、そして友人との再会と自分の作品を発表….だったけど、感動して涙が出た。何に?彼の瑞々しさに。まだ続いている彼の青春に。彼のアートすることの純粋な心に。既成の表現にとらわれずクリエイティブに生きる姿勢に。共感して感動し思わず涙が溢れた。こうい涙って幸せだ、こういう瞬間て。

アーティストでもいろんなタイプがある。職人的に技術だけにこだわるひと。モデルがあってそれをめざして模倣するひと、常に既成の表現を壊して次に進もうとする人などなど。みんな美を追求しているんだけど。優秀な人はいっぱいいるけど、私はクリエイティブな姿勢をもっているアーティストが特に好きだ。

日本はそういうアーティストにとっては、本当に難しいと思う。先日来日した友人のシンガーのグラジェーナはとてもクリエイティヴなシンガーだけど、興味をもたれたのは知っている曲を歌ったボサノバアルバムだけ。昨年私のアルバムを発表した時も個性的と評されたけど、その個性を貫くにはすごいエネルギ-が必要だ。音楽のようにアンサンブルの場合は、いい仲間を見つけないと既成概念にはめられそうになる。

>アーティストは自分にとっての美の追求、まず自分が気に入った事ができるように、常に自分を鍛え、わずかな光でも自分を信じ情熱を持ち続ける事の様な気がする。大竹さんかっこいいです!