私は、ボストンでバークリー音大を卒業した後、少し郊外のNewtonという町の教会Mytel Baptist Churchのchoir(コーラス)に参加してGospelも歌っていました。
Gospel はJazzのルーツでもあり、また独特の魅力があるので惹かれ、同じアパートの友人が教会のchoir(コーラス)に、はいっていたので、紹介していただき入れていただきました。
私以外は全員熱心なクリスチャンでアフリカ系アメリカ人の本物の教会のゴスペルグループでした。毎週火曜日の練習日と日曜日の礼拝日その他にTV出演やコンサートもありました。
日曜日の礼拝日には、牧師さんの説教に一生懸命耳を傾けましたが、訛りのある英語と、キリスト教の事もよくわからないので私にはとても難しかった。
ただ、歌うのは楽しかったです。
特に精神的に苦しい時、歌いに行くと、ほんとに癒されました。
もともと Gospelは、アメリカに奴隷として連れてこられたアフリカ人が、自分達の苦しみを、神への祈りを歌ったニグロスピリチュアルが、教会でジャズやロックの影響を受けてアレンジされたりコーラスになったもので、賛美歌ですから、メロディーはシンプルで感情がスーッと出しやすく、私も歌うとキリスト教の信者でもないのに癒されました。
Gospelの人気の秘密の一つは、やはり癒しかもしれません。
何故こんな話をしたかというと、今日、採譜したGospelの曲を何十回も歌っていたら、気持ちが少し癒されてきました。
以下の曲です。いつかお聴かせしましょうね!というか、一緒にうたいましょう!
♪WINGS OF A DOVE♪
IF I HAD THE WINGS OF A DOVE
WINGS THAT WOULD TAKE ME WHERE I WANNA GO,
I’D FLY FROM THE UTMOST WAY OUT INTO SAPCE
NO,NO,NO..
THERE IS NO HIDING PLACE