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劇団銅鑼の”センポ.スギハラ”

4月はじめ、私の教えている学校からの依頼で上板橋にある劇団銅鑼にヴォーカル指導にお伺いしました。たった四日間の集中ワークショップでしたが、さすがプロの劇団員のみなさん、当たり前の事ですが、声も身体もチームワークも素晴らしくみんなやる気満々な素敵な人たちで、あっという間に四日過ぎていきました。その銅鑼が、この秋ポーランドに公演にいかれるという事をその時知り、私もポーランド出身の友人(グラジェーナ)のおかげでスェーデンでのレコーディングが終わり、前のに日待望のCDが出来上がって工場から届いたばかりだったので、これも何かの縁かな?と思い、彼女の話をして、彼女と私のCDを差し上げました。そして打ち上げの時、”今年でなければ私もポーランドに行ってみたいなア”なんて思っていました。そして、しばらくして劇団銅鑼の馬淵さんから、”団員が先生のCDが欲しいのでの9枚送ってください”とのうれしいファックスをいただきました。そして、昨日はポーランド公演が決まっている”センポ.スギハラ”を小平のホールに招待していただきました。”センポ.スギハラ”とは、第二次世界大戦が勃発した頃のリトアニア日本領事杉原千畝の事で、ナチスドイツに追われポーランドから逃げて来たユダヤ人に日本政府の反対を押し切ってヴィザを発給し6000人のユダヤ人の命を救ったという勇敢な領事、杉原氏の物語りで、久しぶりの新劇鑑賞、新鮮な刺激と感動を覚え、嬉しい気持ちで田無市に駐輪していた自転車にて帰路につきました。
銅鑼のみなさん、ポーランド公演の御成功を祈っています。そして、また飲みましょうね!