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命がけ

昨日のニュースでソルトレークに行くオリンピック選手の壮行会での小泉首相の挨拶が映っていました。はっきり言葉を覚えていないけど”みなさんの命がけでやっている姿がみんなに感動を与えるのですから…..”のようなあいさつだったと思う。

また1ー2日前の、朝日新聞の天声人語は、”朝日舞台芸術賞の贈呈式後のパーティーでのシーンで、…..受賞者の大野一雄さんと伊藤キムさんとの踊りは、大野さんから伊藤さんに何かが手渡された、そんな感じの感動が走った、「肉体のリレー」と言う事を考えさせら…..そして演出家の栗山民也さんはJ.L.ゴダール監督の「映画史」に出てくる言葉「命がけの美」について語った。「命がけの美」に身体を張っている人たちとの感動的一夜だった”とのコラムでした。

「命がけ」という言葉の響きは生々しすぎて、私にはちょっと違和感がありますが、すごい事で、その事には憧れ”死ぬ覚悟”でやればもっと身がはいる、といつも心だけは反省する。その「命がけ」ができる、素晴らしいスポーツマン、アーティストは本当に多くの感動を私に与えてくれます。自分もアートの端っこにいる気持ちはあっても日々”じたばた”して終わってしまうのが現実です。あらゆるジャンルで一生懸命誇りをもって一流の仕事をする人は、才能だけじゃない、その人の半端じゃない「命がけ」の姿勢も私達にたくさんの感動をあたえてくれる。こういう感動が私の大事な栄養であり教師でもあるのですから、いつも刺激を受けられ栄養を吸収出来るように生きていないとね。